エクスプレス予約の割引サービス

JR東海公式の割引サービス「早特」シリーズ
最終更新:2024/02/11 13:46:04

エクスプレス予約の全割引サービス一覧

割引

エクスプレス予約会員であれば通常でも割引価格で新幹線に乗車できますが、更に割引になるサービスが会員向けに提供されています。
条件さえ合えば是非とも活用したいサービスです。

 

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エクスプレス予約で常時提供の割引サービス一覧

最新の割引サービス一覧

エクスプレス予約の割引サービス一覧
サービス名 購入期限 最低人数 備考
EX予約往復割引 1人 601㎞以上
EX早特 3日前 1人 長距離区間向け。特定区間のみ
EX早特21ワイド 21日前 1人 最もお得
EXグリーン早特ワイド 3日前 1人 のぞみ6時台、終日ひかりのグリーン車
EXこだまグリーン早特 3日前 1人 こだまグリーン車のみ
EXのぞみファミリー早特 3日前 2人 土日休日のみ
EXこだまファミリー早特 3日前 2人 土日休日のみ。こだま号のみ

2017年9月1日までは、3日前までの予約で東京~名古屋間の割引(IC早特タイプB)というのがありましたが、現在は廃止されてしまった。東京~新大阪間(のぞみ)は人気ですからね。

 

同時にエクスプレス予約の割引サービスは上記に一新されました。

 

 

新旧サービスの比較表

過去に何度かサービス名が変わっているため、読み替え表を作りました。
左が最新の割引サービス名、右側が過去の同等サービス名です。

エクスプレス予約の新旧割引サービス比較表
新サービス名 旧サービス名
EX予約往復割引 EX予約サービス往復割引
EX早特 IC早特(タイプA)
(廃止) IC早特(タイプB)
EX早特21ワイド EX早特21
IC早特タイプ21
EXグリーン早特ワイド EXグリーン早特
EXこだまグリーン早特 こだま☆楽旅IC早特
EXのぞみファミリー早特 EXファミリー早特
EXこだまファミリー早特 一緒に☆こだま早特

新たに登場したのが、EX予約サービス往復割引と、EXグリーン早特。

 

その他、ネーミング体系が統一されてわかりやすくなりました。わからなくなるので、これ以上変えないでほしいものです。

 

 

 

各割引サービスの概要

EX予約往復割引

片道601km以上という距離の制限さえクリアできれば当日でも予約可能な割引引きサービスです。

 

片道601kmというと、東京から岡山、広島、博多などが主要駅になります。ここまでくると飛行機と新幹線のどちらで乗車するかを悩む距離です。

 

クセのある新幹線の距離は新幹線の駅間の距離を検索するで紹介しています。

 

新幹線を選択した場合は、EX予約の他の割引サービスとの比較で悩むことになると思います。特にEX早特3との比較です。

 

例えば東京~広島の場合、EX予約の往復割引は17,990円ですが、EX早特3だと土日で20,580円。やはりEX予約の往復割引の方が安いです。以下に料金面での比較表をまとめておきます。

 

東京、広島間のEX往復割引とEX早得3との料金比較表
EX往復 EX早得3 EX指定 往復割引
16,600円 16,190円 17,990円 16,800円

凡例:

「EX指定」・・・EX予約の普通車指定席
「往復割引」・・・e特急券+往復乗車券

 

往復割引で行き(往路)に乗車後に帰り(復路)の変更も可能ですが、取り消す場合は往復割引専用の取り消し手数料がかかります。手数料一覧

 

私の場合、帰りは飛行機で帰るケースもあり、往復は敬遠しています。

 

 

EX早特

JR東海が売り出している主力の割引商品。
何が主力かというと、飛行機との価格争いでの主力です。

 

例えば、航空大手10社の空席状況が今すぐ分かる!航空機予約で航空機の価格を調べると東京~広島間が安くて16,000円からです。
EX早特だと15,900円。
めちゃくちゃ対抗した価格です。

 

EX早特は3日前までに予約し、特定の区間に限って販売されています。
東京・品川・新横浜からの場合は、岡山・福山・広島・徳山・新山口・小倉・博多の7駅に限られます。
のぞみ停車駅と覚えるとわかりやすいです。

 

名古屋・京都・博多からだと小倉・博多の2駅です。

 

要するに飛行機と対抗する長距離区間に限った割引ですが、安いので乗る人は活用すべし。

 

 

 

EX早特21ワイド

21日前までの予約でかなり安く新幹線が乗れます。目安で15%ぐらい安い。
ただ、21日前って条件が厳しい。以前は乗車時間の制限もありましたが、「ワイド」という名がついて時間制約はなくなりました。

 

結婚式とか法事で予定が確定している場合はぜひとも利用したい。
区間も東京・品川から、名古屋・京都・新大阪はもちろん岡山・広島など主力駅はほとんどに設定されています。

 

どんな割引サービスよりも安いので早めにチェックを。

 

 

 

EXグリーン早特ワイド

乗車3日前までに予約し、のぞみか、ひかりを利用するとグリーン車が割引で乗れるサービスです。
以前は、乗車時間の制約がありましたが、名前が「ワイド」になってから時間制約はなくなりました。

 

列車の制約はありますが、グリーンで静かな車両で行きたい場合はつかえますが、料金があと少し安ければ利用者は大幅に増えるはずです。

 

東京~名古屋がEXグリーン早特だと11,830円。
窓口で購入する普通指定席が11,090円。
エクスプレス予約の普通指定席が10,110円。

 

せめて、窓口で購入する料金11,090円と同額であれば、自分でも納得できます。
それを解決するのが次にご紹介するEXこだまグリーン早特です。

 

 

 

EXこだまグリーン早特

乗車3日前までに各駅停車の「こだま」を予約すれば、普通の指定席よりも安くなるのがEXこだまグリーン早特です。
時間は東京、名古屋間でプラス1時間かかりますが、時間に余裕あれば使えます。

 

もう少し早くついてほしい場合は、EXグリーン早特、時間は気にしなければEXこだまグリーン早特といった使い分けができます。

 

 

EXのぞみファミリー早特

2人以上を3日前までに予約すると土日祝日が安く利用できる割引サービスです。

 

ファミリーとありますが、こども料金設定もあるだけで家族でなくても利用できます。
通常のエクスプレス予約よりも東京、名古屋が片道1,320円割引。
大人数で週末に利用する場合は結構な割引になります。

 

 

 

 

EXこだまファミリー早特

最も割引率が高いサービスです。
乗車日の3日前まで2名以上でこだまを利用すると大幅割引。
東京~名古屋が2,980円割引になります。

 

各駅停車のこだま利用利用になるので東京、名古屋で+1時間かかりますが、時間余裕あればかなりお得。

 

 

 

 

まとめ

7種類の割引サービスがありますが、行き先、時間の制約、早めの予約という3つの条件で絞られます。

 

行き先は妥協できないので、時間制約(時間がかかってもいい)、早めの予約(早く予定を決めてしまう)の2つですが、意外とできるものです。

 

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