新幹線の切符を紛失したら

新幹線の切符を紛失したら

きっぷ紛失

新幹線のチケットを紛失したら必要な切符は全て買い直しがルールです。

 

血も涙もないと感じますが、JR側からすると本当になくしたのか、キセルではないかの判断もできないので致し方がありません。
私も人生で2度経験しています。

 

ケースによっては、便宜を図ってもらえる場合があるため、切符をなくした場合の対処法についてご紹介します。

 

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きっぷ紛失時の規則

新幹線では乗車券と特急券の2つが必要ですが、いずれも目的地まで輸送する対価としてお金を支払った証明です。在来線でも切符は違いますが同じです。

 

この証明をなくしたということは証明できないため、紛失した際は再度購入して下さいというのが規則です。
ここまでは一般的にもよく知られていることです。

 

ところが実際には新幹線に限らず、JRのきっぷを紛失した場合には更に追加料金が必要なケースが存在します。

 

 

切符紛失時の原則(全員が該当するケース)

きっぷを紛失した場合は、乗車区間のきっぷは買い直しです。
どんな状況においてもこれは原則です。

 

事務的な手続きとして応対する駅員さんから、何点か質問を受けます。

  • どの駅から乗車したか?
  • 料金はいくらぐらいだったか?
  • 何時頃乗車したか?
  • 列車は混雑していたか?

対応する駅員さんは、本当に列車に乗車したのか、キセル乗車ではないかを確認します。
質問内容は状況に応じて変わるため、上記は例です。

 

この作業は「係員による認定」と呼ばれるもので、JRの旅客営業規則に明記されています。

>>JR東海旅客営業規則(第268条)PDF

 

質問に答えられなかったり矛盾したりすると、次にご紹介する追加料金が必要な可能性がでてきます。
特に問題なければ、きっぷの買い直しだけで済みます。

 

 

切符紛失時の追加料金(最悪なケース)

ここまで徴収されるのはよほど悪質だと明らかな場合ですが、規則上は駅の係員さん次第です。
用語として正式には「増運賃」とJRでは呼ばれています。

 

乗車駅から2倍の増運賃が必要なケース

かなり極端な例ですが、以下のケースに該当するとは乗車駅から2倍の料金が増運賃として支払う必要があります。
どちらかといえばキセル乗車の対策ですね。

  1. 許可なく乗車券を所持しないで乗車した場合
  2. 乗車券に入場記録を受けないで乗車した場合
  3. 偽造もしくは有効期限切れのきっぷで乗車した場合
  4. 下車時にきっぷを勝手に持って帰る場合
  5. 定期券で経路以外の列車に乗った場合

1つ目の紛失と所持しないでという点の判断が実際は難しいと思いますが、所持していなかったと思われると2倍の料金が請求されます。
厳密には法的には所持していた方が証明する必要があります。

 

>>JR東海旅客営業規則(第264条)PDF

 

該当列車の始発駅からの料金を支払うケース

どこの駅から乗車したのかわからないケースでは、恐ろしいことが起きます。

 

乗車した駅が判明しない場合にはその列車の始発駅からのきっぷ分を支払う必要があります。
乗り継ぎやグリーン車を含めて最も遠くて高額な料金が請求されることになります。

 

例えば東海道新幹線の東京駅で新幹線のきっぷをなくし、「どこの駅から乗車したのかわからない」と言ったとします。
請求されるのは、博多駅からのぞみグリーン車に乗車した料金の30,080円が請求されます。

 

>>JR東海旅客営業規則(第266条)PDF

 

ここに記述したのは本当に極端な例です。
ただ、お酒が入っていると乗車した駅もわからない可能性もあって、やばいですね…

 

 

大事なのは、いずれのケースでも支払った場合は証明書をもらっておくことです!
代金が戻ってくる可能性はあり、その場合に必要です。

 

 

 

再購入したきっぷ代金が戻ってくるケース

ここからが救済措置というか、きっぷをなくしたことで再支払った料金が返金されるケースです。

 

再度支払った場合は必ず証明書をもらっておくこと!

「再収受証明書の交付を請求」と難しく言いますが、紛失したきっぷを再度購入した証明書です。
再度購入した場合は必ず証明を必ずもらっておきましょう。

 

あとから切符が出てきたときに、払い戻しを行うための証明です。
これが無いと、2重で支払ったことが証明できないので、どうしようもありません。
この証明がないと代金が戻ってくる可能性はゼロです。

 

※定期券や回数券を利用しているケースは証明は交付されません。
この場合はあとから料金は返金されることは残念ながらありません。

 

 

後から紛失したきっぷが出てきた場合

1年以内であれば、「再収受証明書」ときっぷを駅の窓口にもっていけば料金が返ってきます。
手数料(乗車券:220円、指定券:330円)が必要ですが、全額受け取れます。

 

私は紛失した際に出ては来ませんでしたが、カバンの奥に紛れていたり、お尻のポッケに入ってたりするケースは十分に考えられます。

 

 

紛失したきっぷが発見された場合

最近私が経験したケースです。
乗車した駅で乗車券を改札機で取り忘れ、そのまま電車に乗ってしまった経験談です。

 

結論から申し上げると、きっぷの代わりに業務連絡書という紙によって乗車することができました。

業務連絡書

 

仕事でお客さんの営業支店に出向いたときの話です。
群馬県渋川市から名古屋まで帰宅する途中で起きました。

 

乗車券を渋川駅で取り忘れ、高崎駅で気づきました。
駅で相談すると、渋川駅と連絡を取って頂き、取り忘れたきっぷがあったので、写真のような便宜を頂けました。

 

このケースではきっぷが出てきたのでこのような対応が取れました。

 

仕組みとしてはこうです。
渋川駅の駅員さんが取り忘れたきっぷを高崎駅へFAXで送ります。
高崎駅で専用の「業務連絡書」に一筆添えてもらう。
この用紙を私が各改札口(東京、名古屋)で提示することで、改札を通過するという流れです。

 

 

まとめ

在来線でのきっぷ紛失であれば、まぁ泣き寝入りでも我慢できますが、新幹線はきついですよね。
何千、何万円もするので再度払えと言われると泣きます。

 

新幹線でもきちんと切符は場所を決めて持っておくことがセオリーです。
なくしていなくても「ドキっ!無い!」と一瞬びっくりするのが好きな人はランダムに切符をしまっておきましょう。

 

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