新幹線の回数券

新幹線の回数券

新幹線の回数券は6枚が1セットになったものが東海道新幹線をはじめ、全国的に主流です。

 

定期的に出張がある人は1セット購入し、時々乗る人は金券ショップでバラ売りしているものを活用している人が多くいらっしゃいます。

 

一番安いかというと区間や座席によって、エクスプレス予約の方がお得だったりします。
エクスプレス予約では年会費や専用カードの発行が必要なので、お手軽に安い方法として回数券が昔から慕われています。

 

本記事は2016年5月現在の料金、発売商品に基づいています。
特に言及しない場合は、東海道・山陽新幹線について言及します。

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新幹線で利用できる回数券の2つのタイプ

新幹線に必要な切符

在来線においては「乗車券」のみがあれば電車に乗れますが、新幹線の乗車には「乗車券」に加え、「特急券」が最低必要で、「グリーン券」を購入すれば座席がワンランクあがります。

 

JRでは乗車券に対する「普通回数券」と、新幹線の乗車券と特急券がセットになった「新幹線回数券」の2種類を販売しています。

 

一般的に新幹線で回数券と呼ぶのは後者の「新幹線回数券」を指します。
本記事では、「新幹線回数券」についてご紹介しています。

 

「普通回数券」と「特急券」を組み合わせて使用することもできます。
詳しくはエクスプレス予約と普通回数券で割安で正規のきっぷとしては最強に安い方法としてご紹介していますのでご興味ある方はどうぞ。

 

新幹線回数券をザックリ理解する

種類

東海道・山陽新幹線で代表的なのは、指定席と自由席の2種類ですが、新幹線に関係する回数券は複数の種類があります。

  • 東海道・山陽新幹線では8種類。
  • J東北・秋田・山形・上越・北陸新幹線では4種類
  • 九州新幹線では2種類
1セットの枚数と有効期限

東海道・山陽新幹線ではほとんどが6枚つづりで3ヶ月間有効です。
他には次の2種類があります。

  • こだま専用の特定区間が4枚つづりで3ヶ月有効
  • 新幹線定期のグリーン席用が4枚つづりで1ヶ月有効
価格はどれぐらいか

正規料金で購入した主要駅間の指定席の場合は、大体5%〜7%の割引です。
6枚つづりの場合はきっぷ料金の6倍から5%〜7%差し引いた価格で販売しています。
私は最初、5枚分の値段で6枚買えると思っていましたがそうではなく、区間と種類によって全て料金が決められていることを知りました。

バラでの購入

JRではバラによる販売はしていません、6枚つづりであれば6枚単位でしか買えません。
1枚からバラで売っているのは金券ショップになります。

利用時期の制限

一部の種類を除いて、混雑するゴールデンウィーク、お盆、年末年始は利用できません。
使えない期間があれば必ず券面に印字されていますのでお手元にある場合は確認ができます。
以下は具体的に2016年度に利用ができない日です。

  • 4/27〜5/6
  • 8/11〜8/20
  • 12/28〜1/6
払い戻し

全券片が未使用で有効期間内の場合だけ、発売した駅で払い戻しできます。
1枚でも使ってしまったら払い戻しできなくなるリスクを背負うのです。

 

使ってしまった場合は金券ショップかオークションで売るしかありませんが、需要が少ない区間や有効期間が短いものは買い取ってもらえない可能性もあります。

※九州新幹線の2種類だけは、使いかけ(といっても2枚つづり)でも払い戻しが可能

>>新幹線の回数券の払い戻し方法

指定席回数券の使い方

回数券を購入時に全て座席を決めておく必要はありません。
乗車の一ヶ月前から直前までにみどりの窓口もしくは、自動券売機でどこの席にするか指定します。
指定席の引換券のようなものです。

 

列車が出発する前、有効期間内であれば、窓口で何度でも無料で変更ができます。
また、指定を受けるまでは自由席の券として利用することもできます。

こどもの利用

自由席を利用するタイプの一部で、回数券1枚でこども2人用として利用することができます。
子供1人で利用する場合は払い戻しはありません。

 

 

新幹線回数券の全種類

東海道・山陽新幹線の回数券 全種

普通車自由席用

区間数は多いですが、主要区間はなく、大部分が主要駅とこだま停車駅を行き来するものです。
割引率は6%前後で、「のぞみ」「みずほ」「ひかり」「さくら」「こだま」と全列車に乗れます。
回数券1枚で、こども2人まで乗車できます。

普通車指定席用

のぞみ・ひかりが停車する主要駅をカバーします。
割引率は6%前後で、「のぞみ」「みずほ」「ひかり」「さくら」「こだま」と全列車に乗れます。
大人専用で、乗車前に座席の指定をしてもらってから乗車します。

>>価格と割引率の料金比較表−普通指定席用

グリーン車用

のぞみ停車駅を中心に全列車のグリーン車が利用できる一番高価な回数券です。
グリーン車は全て指定席なので乗車前に座席指定をします。
割引率は低く2%弱です。

こだま号専用グリーン回数券

東京都区内から熱海、三島、新富士、静岡、掛川、浜松、豊橋、三河安城の8駅間に限定した4枚つづりで3ヶ月有効のタイプです。
のんびりと「こだま」のグリーン車に限って利用できます。
割引率は高くて25%程あり、指定席に+500円ぐらいでグリーン車に乗れるぐらいの割引です。

岐阜新幹線スーパー回数券

岐阜もしくは岐阜羽島と東京都区内を移動するお得な回数券です。
岐阜駅から名古屋までは快速か普通列車に乗車でき、名古屋-東京間は「のぞみ」「ひかり」「こだま」の全列車指定席に乗れます。
岐阜羽島駅から「ひかり」「こだま」で東京までの移動も可能で、5%〜6%ぐらいの割引です。

東京新幹線回数券

和歌山と東京間が割安で乗り継いで移動できるタイプです。
和歌山から新大阪へJR阪和線の特急「くろしお」で自由席に乗車、新大阪から東京は全列車指定席が利用できます。
普通席の割引率は15%ぐらいで新幹線グリーン席用だと10%です。
発売はJR西日本の和歌山地区でのみ購入できます。

東京新幹線自由席回数券

沼津、清水、焼津、藤枝、袋井から東京までの「ひかり」「こだま」自由席の回数券です。
区間によって10%〜20%ぐらいの割引になります。東京以外の発着駅でのみ販売しています。

フレックス用こだま号グリーン回数券

新幹線自由席の通勤用定期FREXと通学用のFREXパルをお持ちの場合限定です。
グリーン料金分を回数券にしたタイプで区間は東京から浜松の間で発着駅が限られています。
割引率はかなり高く、グリーン料金が70%ぐらいになりますが、グリーン車の席が空いている場合に限られます。
4枚つづりで1か月間有効なので新幹線通勤の方のちょっとした贅沢ですね。

東北・秋田・山形・上越・北陸新幹線の回数券 全種

新幹線回数券

東京、仙台、大宮から主要駅間の指定席用の回数券で、6枚つづり3ヶ月有効です。
例として東京〜仙台間の「はやぶさ」で5%程の割引率で、他北陸新幹線で8%程度の割引になります。

JR東日本 新幹線回数券

新幹線Wきっぷ

新幹線と一部在来線を組み合わせた2枚つづり1ヶ月有効のタイプです。
「はやぶさ」「はやて」「こまち」は立ち席による乗車で、こども用も発売されています。

JR東日本 新幹線Wきっぷ

こまち4枚回数券

男鹿・八郎潟〜秋田〜羽後本荘・湯沢の区間へ、東京もしくは仙台から結ぶ2種類があります。
4枚つづり3ヶ月有効でこども用はありません。

JR東日本 こまち4枚回数券

新幹線自由席回数券

比較的短距離な5区間が自由席利用で6枚つづり3ヶ月有効のタイプです。

  • 東京山手線内〜小山、熊谷、本庄早稲田
  • 大宮〜宇都宮
  • 大宮〜高崎

JR東日本 新幹線自由席回数券

九州新幹線の回数券 全種

九州新幹線2枚きっぷ

九州新幹線および特急列車の自由席を組み合わせた回数券です。
2枚つづりで1ヶ月有効なもので、こども用も半額で発売されています。
区間により5%〜10%の割引ですが、2枚つづりなので往復する場合など使わない手はありません。

B&Sみやざき2枚きっぷ

九州新幹線と高速バスがセットになった2枚つづりの回数券です。
福岡市内〜都城北、福岡市内〜宮交シティ・宮崎の2種類です。
博多から新八代間は九州新幹線の自由席で、新八代から宮崎は高速バス「B&Sみやざき」を利用します。
高速バスは全席指定なので事前に座席指定を受ける必要があります。
JR九州各駅で買え、こども用に半額でも発売されています。

 

 

まとめ

新幹線回数券は種類が多くややこしいのですが、自分が頻繁に利用する区間に限定して探すことから始まります。

 

主要区間だと5%程度と苦労やリスクの割には割引が低いですが、自由席やこだまを利用するような利用方法だとかなりの節約になります。

 

ここまでまとめましたが、私自身は新幹線回数券が嫌いです。
どうしても使い切らなければいけないという強迫観念から気になって仕方がありません。

 

心配性で気の小さい私はほっておいて、ぜひとも回数券をフル活用してコツコツと節約してください!

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