新幹線のN700系と700系を見分ける

乗車する新幹線がN700か700系かを見分ける
最終更新:2022/12/18 13:36:42

新幹線がN700系か700系かを調べる方法

700系

東海道新幹線では現在N700系に統一されましたが、山陽新幹線(新大阪~博多)でまだ一部運用しています。

 

N700系(N700S、N700A、N700)か、700系によって設備に違いがあります。

N700AはN700のマイナーチェンジ版です。更にN700SはN700Aの改良版です。
3種類を合わせてN700系と呼びます。
乗り心地など改良されていますが、ブレーキ、座席材質、自動走行、バッテリー自走など改良にとどまるため、われわれ利用者が実用面で意識する必要はありません。

 

(注)N700AとN700を事前に知る方法は現在ありません。
ネットや予約サイトではN700系と表現され、区別できません。

N700系、700系の車両の違いとしてコンセント位置、喫煙場所、座席に違いがあります。
自分が乗車する新幹線がどちらの種類かを見分ける方法についてご紹介します。

 

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乗車してから判断する

座席の色の違いによって判断することができます。

 

明るい色のシートで小さい四角の柄のシートはN700系です。
初めて乗車した際は明るくてさわやかな印象がありましたが、特に出張帰りの夜は落ち着きません。

新幹線座席

 

紺色の座席は700系です。
700系のこの濃紺な座席色が個人的には一番落ち着きます。

新幹線700系の座席

 

以下も700系の座席です。700系には2種類あり、最初のN700系とパッと見わかりません。
良く見ると柄が違います。

新幹線700系後期型の座席

 

少々マニアックな情報になりますが、700系の2種類の差は発注したJRの差です。
濃紺の座席がJR西日本発注のB編成と呼ばれるタイプ。もう一方のタイプはJR東海発注のC編成です。

 

 

見た目で判断する

車両を先頭から見ると判別しやすいです。
ホームに入ってくる時かホームの端にいないとわかりませんが…

700系とN700系新幹線

左側が700系新幹線で、全面が全体的に平べったく、カモノハシと呼ばれています。
ライトも運転室窓のすぐ下に4つあるのが特徴です。

 

右側写真がN700です。
顔の部分に2つの曲線があるのがお判りでしょうか。「エアロ・ダブルウィング」(名前かっこえー~)と呼ばれる形状で、微気圧波という空気の波を抑えることで、最も騒音が出るトンネル近辺での騒音が軽減できるそうです。

 

2020年予定の新型車両も形状は引き継ぐようで、JR東海もお気に入りです。

 

形状が幾何学的で複雑な方が新しいN700系として私は覚えています。

 

他にも外見で判断するには窓の大きさや微妙な形状がありますが、私もそこまで即座に判別できません。

 

 

ジョルダンで調べる

ジョルダンは無料で提供される乗り換え案内です。
他にも検索が可能なサイトはありますが、ジョルダンが一番手っ取り早く調べられます。

 

条件を指定する

出発駅、到着駅、日時を入力し、「検索」をします。
※日付、日時は過去の日付も検索ができるので、すでに乗車している場合でも検索できます。

新幹線N700か調べる

 

検索結果に表示される

のぞみ、ひかり、こだまの何号かということに加えて、カッコ付きで車両のタイプも表示されます。

 

N700系の場合は「N700系」と表示があります。

新幹線N700か調べる

 

700系の場合は表示がない。

新幹線N700か調べる

 

 

ヤフー路線情報ではわからない

ヤフーでは発着番線は検索できますが、車両のタイプがわかりません。

 

 

 

エクスプレス予約で確認する

エクスプレス予約の会員画面で予約時に「N700系」「700系」の表示があります。

700系とN700の判別

 

 

 

まとめ

700系は車両は1998年から2006年の製造なので車両は古いです。
新幹線に限らず、最近の車両は軽量化のためにペラペラな気がしてあまり好きではありません。
私の場合は時間が合えばあえて古い700系を選びます。(空いてるし)

 

設備面ではコンセントの位置と、喫煙場所が違う点ですので、充電が必須な方、スモーカーの方は見分けは必須ですね。

 

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