エクスプレス予約の割引 EX早特21ワイド

JR東海公式の割引サービス「早特」シリーズ
最終更新:2024/02/11 22:10:13

人気路線がのぞみ利用でも安くなる「EX早特21ワイド」

EX早特21ワイドは21日前までに予約すれば大幅な割引が受けられる割引サービスです。公式で一番安く予約できます。

 

人気区間の「のぞみ」でも大幅割引が可能なため人気があります。21日先に確実に新幹線に乗ることが確定していれば利用しない手はありません。

 

窓口では買えません。EX予約の会員または、スマートEXの会員になる必要があります。
以前はIC早特タイプ21(2017年9月2日まで)、EX早特21(2022年6月24日まで)という名称で期間限定の割引サービスでした。

 

EX早特21ワイドの料金や条件についてわかりやすくご紹介します。

 

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EX早特21ワイドの割引条件

色々と条件がごちゃごちゃとありますが、適用できない場合はWEB予約の画面で表示されないのでEX早特21ワイド自体の予約ができなくなっています。

 

条件適用外=予約できない。なので安心で親切です。

 

乗車21日前までの予約

乗車日の21日前までに予約する必要があります。
例えば5月31日に乗車予定の場合、5月10日の23:30までに予約が必要です。
予約の変更も同じく21日前までに制限されています。

 

 

会員本人に限る

予約者本人しか利用はできません。
EXICカードでの利用に限られているので、複数名での利用はできません。
複数名で乗車する場合には全員がエクスプレス予約会員で、個別に予約する必要があります。

 

 

時間帯の制限

現在は時間帯の制限はなくなりました。22年6月24日までは早朝か、昼間の空いている時間のみ設定されていました。

 

時間制約が解除され、「EX早得21」から「EX早得21ワイド」に名称変更されました。時間帯がワイドになったという意味ですね。

 

 

その他の制約

  • 直通列車のみ可能(乗り継ぎ不可)
  • 「東京都区内」、「大阪市内」といった「特定都区市内制度」は適用されない
  • 乗り遅れた場合でも当日の自由席に乗車することはできない
  • 途中下車不可
  • グリーンポイントでグリーン席に変えることはできない
  • 他の割引との併用不可

 

 

 

設定区間と料金

料金一覧(2024年2月11日現在)

こういった割安価格は、通常では区間も利用者が少ない時間帯が多いのですが、EX早特21ワイドは良心的です。

 

超人気路線に早朝もしくは昼から夕方にかけての時間に21日前に予約すれば適用されます。21日先の時間が調整できる人にとっては大変お得で、人気が出るわけです。

EX早特21ワイドの区間と料金一覧
出発駅 到着駅 窓口料金 EX予約 EX早特21料金
東京・品川 名古屋 11,300円 10,880円 9,800円
東京・品川 京都 14,170円 13,680円 11,820円
東京・品川 新大阪 14,720円 14,230円 12,370円
東京・品川 新神戸 15,380円 15,110円 12,630円
東京・品川 岡山 17,660円 17,220円 13,900円
東京・品川 福山 17,990円 17,760円 14,600円
東京・品川 広島 19,440円 19,180円 15,000円
東京・品川 徳山 20,750円 20,570円 16,100円
東京・品川 新山口 21,640円 21,430円 16,400円
東京・品川 小倉 22,730円 22,500円 17,000円
東京・品川 博多 23,390円 23,160円 17,000円
新横浜 名古屋 10,640円 10,220円 9,140円
新横浜 京都 13,500円 13,050円 11,480円
新横浜 新大阪 14,390円 13,900円 12,030円
新横浜 新神戸 15,050円 14,780円 12,330円
新横浜 岡山 17,330円 16,890円 13,900円
新横浜 福山 17,990円 17,760円 14,600円
新横浜 広島 19,110円 18,850円 15,000円
新横浜 徳山 20,420円 20,240円 16,100円
新横浜 新山口 21,080円 20,900円 16,400円
新横浜 小倉 22,190円 21,980円 17,000円
新横浜 博多 23,060円 22,830円 17,000円
名古屋 小倉 17,660円 17,530円 14,100円
名古屋 博多 18,890円 18,730円 14,100円

 

スマートEXと料金は同じ

EX予約とスマートEXはいずれも料金は同じです。これが不思議。

 

EX予約は有料会員なので当然割引も大きいと私も思っていました。実際調べてみるとEX予約も、スマートEXでもEX早特21ワイドの料金は同じです。

 

 

 

EX早特21ワイドの対象列車の探し方

対象列車の確認方法

ex予約の割引対象選択
予約の条件に一致した場合に、EX予約またはスマートEXの列車・設備の選択画面に「割引設定あり」の表記があります。
一覧上では何の割引なのかは判断がつきません。

 

 

対象列車の予約

早特21ワイド予約画面
割引き設定ありの列車を選ぶと、上記画面が表示されます。この画面では、選択した列車で適用可能な全ての割引が表示されます。

 

「EX早特21ワイド」を選択すれば座席の指定など予約を先にすすめられます。

 

選び間違えないように予約操作を進めてください。
一番安いのを選べば間違えありません。

 

 

 

EX早特21ワイドの注意点

予約変更

EX早特21ワイドは、条件内であれば何度でも変更できます。

 

注意が必要なのは、変更後の列車もEX早特21ワイドの条件に一致するかどうかです。

 

EX早特21ワイドは、21日前までの予約なので、変更後の列車も出発21日前である必要があります。変更後が20日前だったりすると、通常料金でしか予約できなくなります。

 

 

EX早特21ワイドで乗り遅れた場合

これが一番危険です。通常の予約であれば当日の自由席に乗車ができますが、IC早特シリーズの場合は乗車できません。
特急料金を再度支払う必要があります。

 

 

 

まとめ

人気区間をのぞみで利用するのに一番安いのがEX早特21ワイドです。ネットを探してもこれ以上安いのは、旅行会社などから発売される宿泊とセットになったプランしかありません。

 

ただ、EX早特21ワイドは仕事で使うのはなかなか難しい。仕事の出張で21日前までに確定しているものがなかなか無い。冠婚葬祭向けかな。

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